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シロウト健康論-1 ドラキュラ 筆者は音楽を愛する1942年生まれの男性です。 昭和38(1963))年には日本ビクターで、今世界で使われているVHSビデオの開発要員の一人として、原型の機構部設計をさせて戴きました。 自身の冷え性、歯周病、しびれ等と永年闘い、人間の体と真剣に向き合って健康コンサルタントもしています。 医学的教育を受けていないドシロウトで、医学的検証もしてない独善的な内容ながら、主に技術屋の感性から見た健康感を持っています。以前ホームページにも掲載し、「癒しと元気をもらっています」とのお言葉も戴きました。 ここではそれらを整理して、徐々に掲載して行きます。今回はその第一回「ドラキュラ」です。 1. ドラキュラ 私もあなたも、人間の体の中の各組織はどの部分も ◎ 各自に与えられた使命を100%命懸けで遂行しようとする働き者集団です。 例えば胃は脳と連絡を取りあって食物の消化を、心臓は血液の送出を精一杯やり続 けます。 更に心臓の弁は心臓全体の中でそれなりの役目を果たしています。 更にその弁は それを構成する細胞達による働き者集団です。 それらの働きの総合力のおかげで私達は一刻の休みもなく生きて行けるのです。 ◎ 但し同時に各働き者は”俺が働くには充分な量の新鮮な血が必要だ”と、我先に強引 に血を奪い合うワガママ野郎達の集団です。 必要量の新鮮な血を貰えなければ”何 が何でも最優先でこちらに廻せ!”と手に入れるまで絶対に引き下がりません。 やっとそれが廻って来ると、これをむさぼり飲みます。 但しその後直ちに再度自己の 責任を果たし始める律義者でもあります。 何億年、何百万年に亘る先祖や親達の経験を通じて、各部分は”自らが果たすべき 役目と、”それをやることによって貰いたい(そして貰える)分け前の量も” 本能的に 知っており、常によく働くと共に分相応の血の分け前を脳に要求します。 充分に貰え なければ、直ちに性懲りもなく”いい血を寄越せ” との要求を再度強めます。 要求が止まることは絶対にありません。止まることは死を意味します。 少なくともこの瞬間にも目、頭、心臓、そして血管は働いていますから、それらの細 胞、組織から脳に対し、血液を重点的に供給してくれよと要求が行っているのです。 そして脳は間違いなく心臓にそれを伝え、心臓はそれに応えています。 ですから私達は今生きていられます。 つまり私達の体は無数のドラキュラ(吸血鬼)が血の争奪戦を演じている修羅場、 戦場です。 しかしこのドラキュラ達は正直者で、”やるべきことは命がけで絶対に やるが、最低必要経費は絶対に戴きます” という頼もしい、しかし決してお人好し でないしっかり者達です。 そうやって内部で激烈な生存競争をしてくれているからこそ、その総合結果として 私達は生存して行けるのです。 ドラキュラたちは、 ◎ 体が摂取し得る栄養分(食物、水分等)が過小の時は、互いに我慢協力して餓え を凌ぎあい、 ◎ 他のドラキュラが苦しんでいる時には、こちらも一緒に苦しんだり、 ◎ 他のドラキュラが病んだ時には共同して回復を助けたり、とばっちりを甘受すること もあり、ともかく一つの体の中のドラキュラ達は、 外敵に対しても共に生き延びるた めに互いにバランスを取り合って一致団結して戦います。 |
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